今月の予定

第15回なにわ大賞

なにわ大賞

株式会社旭創業 
ランチャーム

「ランチをチャーミングに」。そんな思いからネーミングされたのが、誰もが知っているポリエチレン製の醤油差しです。
大阪のいちびり精神に目をつけ、昭和32年(1957)広島から大阪へ乗り込み、旭食品工業(現旭創業)が設立されました。以降、魚やブタなどさまざまなバリエーションの商品を製造・販売される一方、アイデアは独占すべきではないという観点から、特許申請をされませんでした。
現在はその型を生かして醤油差しストラップ等も販売されています。

準大賞

さいごの色街「飛田」著者 
井上理津子

大阪の中でも、特に独特の世界が広がる「飛田」。「最後の色街」といわれるこの場所を、フリーライターの井上理津子さんは12年もの歳月をかけて取材し、ついに平成23年(2011)に筑摩書房より出版されました。
女性ライターの目を通して、描き出される飛田の姿は、今まで誰も書けなかった大阪のそのものズバリなのかもしれません。

準大賞

通天閣

常に大阪人の心とともにあった通天閣。明治45年(1912)の初代通天閣が建設されて以来。今年でちょうど100年目。記念すべきこの年に、通天閣にちなんだ数々のイベントが開催されています。
100才を迎えた通天閣。今までもそうであったように、これからも末永く、大阪を見守り続けてください。

なにわのミニチュア職人特別賞

目樽工房 妹尾保雄

「なにわのガリバー木工師」こと妹尾保雄さんは、定年退職をきっかけに木工師となられました。
「田辺寄席」「繁昌亭」をはじめ数々の寄席小屋や「てんのじ村」石碑などを、精巧なミニチュアで復元されています。
また上方落語には欠かせない見台にも組立式の工夫を加えられ、50人以上の噺家さんが愛用されています。

家族の絆特別賞

MJGチアリーディングチーム TEDDY BEARS

「どんな時でも笑ってなんぼ!!」を合い言葉に、家族でチアリーディングチームを作ってしまったのが、關川さん一家(直人 愛 杏 謙心 瞬生)のMJGチアリーディングチームTEDDY BEARSです。3人のお子さんとともに、笑顔あふれる演技を見せてくれます。
チアにかける熱い思いと、家族の絆の大切さを感じずにはいられません。

なつかしの昭和特別賞

カタヌキ 株式会社ハシモト

昔懐かしいカタヌキ。縁日や駄菓子屋、紙芝居で遊んだ思い出とともに、カタヌキはありました。
(株)ハシモトさんは西成区で創業され、およそ50年の長きにわたってカタヌキ一筋にやってこられました。現在では日本で唯一の製造元としてがんばっておられます。

街のおさかな博士特別賞

雑魚寝館館長 亀井哲夫

魚にはまって30年の亀井哲夫さんは、自宅を淡水魚ミュージアム&カフェに改装してしまいました。淡水魚コレクションとしては日本一を誇っています。
特に近年は「鰻」を中心に研究?をされ、カフェでは鰻カレーなるものを提供されています。
次なる野望は大阪の真ん中に「鰻ミュージアム」をつくることとか。

ちいさなリーダー特別賞

シェアサイクル HUB chari 川口加奈

川口加奈さんが大阪に根ざすホームレス問題に、初めて関心をもったのは14才の頃で、炊き出しなどの活動を開始します。やがてホームレス問題研究のために大阪市立大学へ進学し、NPOの立ち上げや、イベント活動などさまざまなプロジェクトを展開されます。
一連の活動の中から自転車を基軸に、平成23年(2011)7月から「シェアサイクル・HUBchari」をスタート。
大阪市が抱える大きな社会問題の解決に大いに注目が集まっています。

なにわ名物開発研究会特別賞

切断ブラザーズ

50代前後の男性3人によるアマチュアの弾き語りグループ。
メンバーの3人が3人とも過去に事故で左手親指を失くしていることから意気投合。指のリハビリを兼ねてグループ活動を開始、自分たちの怪我を歌詞に織り込んだりしながら、自らののハンディキャップにもめけず、まじめな唄から笑える唄まで幅広く唄うおっちゃん三人組。

第15回なにわ大賞概要

開催年 2012年
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