第7回なにわ大賞受賞者

大賞

「熟塾」
代表 原田彰子
1994年10月、「適塾」を原点に発足した熟塾は昨年10周年を迎えた。この間、大阪における文化活動、社会活動等大きな足跡を残してきている。代表の原田さんは商社勤めのOL、限られた時間をフルに活かして、抜群の行動力でなにわ文化の掘り起こしや情報発信に走り回る。その情熱に打たれ各界の一流の人たちも賛同と協力を惜しまない。性別、年齢、職業、国籍の如何を問わず集まった塾生たちの先頭に立ち、多くの大阪の夢を育て、幅広い活動の輪をつくり上げつづけている。

準大賞

「田辺大根ふやしたろう会」
小早川春雄
いま大阪では天王寺蕪、勝間南瓜、毛馬胡瓜、それに田辺大根など、まぼろし状態になっていた伝統野菜を復活させる動きが活発である。東住吉区にある、地域のまちづくりグループ「田辺大根ふやしたろう会」は、地域の人々や小学校に種子を配り栽培に取り組んでもらうなど、さまざまな活動をつうじて、まちづくり、コミュニティづくりに役立てている。小早川さんは現在95歳、地域の種苗店に60年勤務した経験をいかし、小学校に出向きこども達に熱心に栽培の指導をしている。

準大賞

「澤野工房」
澤野由明
新世界市場の入口にある「澤野工房」の看板には、hand-made JAZZと描かれている。しかし店先に並ぶのは、草履、下駄、サンダル…。下駄屋の主人が、20数年前に本業の傍らで始めたのが、ヨーロピアンジャズのCD制作だ。澤野氏の耳と直感によって世に送り出されたアーチストも多く、今や国内外の業界人・ジャズファンに「澤野を買っておけば間違いない」「大阪・新世界に澤野工房アリ」と言わしめるほど。CD制作だけでは飽きたらず、DVD制作やコンサート開催にも取り組むいちびりぶりは、まさになにわの誇り!

(財)大阪21世紀協会賞

「(有)東西屋」
林幸治郎
大学時代に「ちんどん同好会」を旗揚げしたことがきっかけで、卒業後修業ののち1984年に「ちんどん通信社」を設立。大学卒の若手のちんどん屋として脚光を浴びる。数回にわたる海外公演、ちんどん博覧会の開催、活動映画の伴奏や他ジャンルとのコラボレーションなど、活動領域はチンドン宣伝事業にとどまらない。従来、ややもすると暗いイメージがあった業界をハレの場へと引っ張り出した。全国大会で実力のほどは折り紙つきだが、まちづくり等の地域活性化にも意欲を燃やしている。

石浜恒夫記念賞

「法善寺横丁復興委員会委員長」
川久保建明
法善寺横丁の料理屋「えび家」の主人。「法善寺横丁まつり」創設時から企画、運営にかかわってきたが、一昨年9月の中座炎上による罹災時に結成された復興委員会の委員長に就任。昨年4月の二度目の火災では自らの店も半焼。そんな不幸にもめげずに横丁復興のために被災者のまとめ役として奔走した。温和な人柄とやさしい中にも厳しいリーダーシップで復興に目途をつけた。石浜恒夫さんがこよなく愛した法善寺横丁、その復興に貢献した川久保さんに初めてこの賞が贈られることは意義深い。

特別賞

「切子工房RAU」
宇良武一
天満は硝子発祥の地で、旧くから数多くの硝子工場が軒を連ねていた。戦後まもなく衰退していったが、技術力は高く評価され続けてきた。また、江戸末期にはじまった「薩摩切子」。すぐれた工芸品として珍重されたが、すぐに途絶えてしまった。近年、この薩摩切子を復活させたのが天満のガラス商社であった。しかし、ガラス会社倒産とともに再び消えかかった切子をその高い技術で受け継ぎ「天満切子」と名付け、地域の誇りとして育て、新たな後継者づくりにと切子教室も主宰しているのが天満の硝子職人、宇良武一さんである。

特別賞

「民の謡」
森田玲
今年若干27歳。地元の酒屋の息子として生まれたが、大学で農学部に在籍したことから土着的な文化に興味をいだく。久米田寺多宝塔落慶法要奉納演奏、岸和田だんじり地車各町清祓式玉串奉奠の笛演奏など地域に密着した活動を継続して展開。五風荘や岸城神社他で精力的に演奏活動を行う。伊勢太神楽山本勘太夫組の岸和田招聘などを手がけるとともに、初心者から経験者まで後継者育成と、地域の輪づくりを目指して篠笛教室を開催している。

特別賞

「帝塚山音楽祭実行委員会」
 
学生がいなくなった街を活気づけようと、阿倍野区と住吉区にまたがる帝塚山地区の店舗のオーナー達が中心となり始まった音楽祭。今年で第十八回となり、年々来場者が増えており、音楽を通して「心の触れ合う街」がつくられてきている。祭りの二日間、昼は万代池を囲んでの野外ステージやフリーマーケット、夜は近隣の店舗がライブハウスになるというライブストリートが行われる。また、美化基金を設け、万代池公園のベンチをつくる等、地域への貢献度も高い。

特別賞

「平成淀川花火大会運営委員会」
 
水都大阪を流れる淀川とわが街をこよなく愛する地元ボランティアスタッフが周辺企業・団体・商店など地域住民の方々の寄付のみによって財政をまかない、代理店などのエージェンシーを一切入れずに「企画・運営・実行」を手がける「手作り花火大会」である。名前のとおり誕生は平成元年。過去16回にわたり開催されてきた「十三どんとこい祭」の運営委員会を母体として「平成淀川花火大会」が街の活性化を願い発足した。地域の住民が何らかの形でかかわりながら手作りで作り上げる「平成淀川花火大会」は今後もどんどんその波紋を広げつつ、地域活性化のまさしく「火付け役」を担って行く。

特別賞

「六車発明研究所所長」
六車義方
六車発明研究所所長の六車氏は、乗り物の発明研究家として知られている。遊園地向けの変わり種自転車や電動自動車、水上歩行器など面白い商品を次々に製作。最近では走る座布団、電動竹馬、羽ばたき飛行機とつづく。この秋、東大阪に「ロダン発明大学校」を開校し、新進発明家を支援し、関西を世界の発明基地にして、楽しい発明で新産業を興こしていこうと意欲をもやしている。発明家を成功に導き、発明を通じて未来社会の経済活動のリーダーシップをとる人材の育成をめざしている。

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