第5回なにわ大賞受賞者

大賞

「株式会社日本歌劇団」
代表取締役 大曽根利彦
1922年に「松竹楽劇部」として設立。千日前「大劇」を本拠地として「春の踊り」で人気を博した。笠置シズ子、京マチ子さんら多くのスターを輩出。近年は「あやめ池」に本拠を移して、宝塚とともにショービジネス界を支えてきた。「大劇」が閉じられてから30年以上、道頓堀五座の灯も次々消えていく中で、OSKも残念ながら来年解散と発表。ミナミ、大阪の大衆に支えられてきた文化の灯がまた一つ消える事を、惜しむ人は多い。

準大賞

「井村 身恒 (いむら みつね)」
堺東高校教諭・関西文学会会員
堺市在住。堺東高校教諭のかたわら地元ゆかりの作家・織田作之助を研究するとともに、昨年11月23日、「オダサク映画祭」を1年近くの準備期間を経て手作りで開催、映画3本とシンポジウムで丸1日のハードなものだったが遠くは広島・金沢からも800人を越える参加者を集めた。また、多く観客が織田映画の世界を満喫し、スクリーンに映った大阪の原風景を再発見できた。共著に「フォーラム堺学」第6集。「大阪人」「大阪春秋」「イリプス」等にも執筆。関西文学会会員。オダサク倶楽部仕掛人。

準大賞

「八老劇団」
主宰 浜田 澄子
八尾市在住の老人ばかりで作った劇団「八老劇団」は、お年寄りの生きがい作りと痴呆予防や寝たきり老人を作らないを合い言葉に、昭和48年に旗上げをしました。早いもので約30年も経ちました。平均年齢が80.8歳、全国を見渡してもあまり例の無をみません。発足当初は演劇とは呼べないパフォーマンスのような芝居からはじめています。でも、今では1時間半ものミュージカルにまでチャレンジするという成長ぶりで、河内版の「ベルサイユのばら」「天界のかぐや姫」「悟空ふたり」等、全て手作りで作り上げユニークな公演活動は、若い方からも好感をもって評価されるようになりました。当然世代交代の高齢者に元気を与えたことは云うまでもありません。でも長い年月で存続の危機を迎えたことも何度かありましたが、お蔭様で舞台公演300回記念の公演も成功させることが出来て大変満足しています。とは言え、団員の高齢化が進み、現在のメンバーで、来る平成15年4月5日には結成30周年の記念講演の舞台が踏めたら、この上もない幸せです。その演題は聞いてびっくり、見てびっくり「源氏(偽)ものがたり」です。それも、河内弁です!女優13名、男優7名です! お・た・の・し・み・に

(財)大阪21世紀協会賞

「西本 智実」
ロシア国立ボリショイ交響楽団首席指揮者
西本さんは、94年に大阪音楽大学作曲科卒業後、ロシア国立サンクトペテルブルク音楽院指揮科へ留学。同時にキーロフ・マリインスキー劇場指揮研修生として研鑽をつむ。99年、名門サンクトペテルブルクフィル(旧レニングラードフィル)を指揮。卓越した技術と芸術性を絶賛され、聖スタニスラフ勲章を与えられる。素顔は気さくな大阪のお嬢さん。

特別賞

「北山 澄男・登美子」
農業
幻のなにわの伝統野菜、復活のブームの立役者とも言えるこのご夫婦。昭和30年から農業に邁進。米以外に、主に水菜や石川小芋などのなにわの伝統野菜にこだわり続け、平成8年秋からは、天王寺かぶらの栽培、平成9年には農林技術センターの森下先生の指導のもと、毛馬きゅうりを試験栽培、平成12年には生根神社の依頼のもと勝間南瓜も復活させ「こつま南瓜祭」の神事に使われる。また大阪歴史博物館展示の「昭和初めの公設市場の八百屋に並ぶ標本作り」などにも協力を惜しまない。

特別賞

「田中 克明」
「ゆめいろミュージアム」館長
親から譲り受けた100年以上前の旧家を改造して作ったおしゃれな街角の美術館「ゆめいろミュージアム」館長の田中克明さんは、いつも「なにかオモロイことないかな」と好奇心旺盛なおじさんです。絵・写真・陶芸etc.ジャンルを問わず、様々な作品を作られる作家さん達が、ここから巣立っていきました。素敵な奥様と二人で作り上げる「こころやすらぐ空間」は、訪れる人々の心を癒します。週末は、作家さんやご近所の方達を招いて、夜が更けるまで語り合うこともしばしば。「しゃべり場ミュージアム」の異名を取るのもうなずけます。

特別賞

「元山 裕康(もとやま・ひろやす)」
日本鳥学会、日本鳥類保護連盟、日本野鳥の会所属
大阪市在住。年間100日以上大阪城公園に通い、野鳥の調査と記録を続けている。1993年よりその結果を隔月のペースでミニコミ紙「大阪城公園鳥だより」として発行、関西を中心に全国の希望者に配布し50号を越えた。1997年には冊子「都市公園で見られる鳥たち。大阪城公園の野鳥」を発行。緑の少ないイメージのある大阪にあって、多くの野鳥が利用している大阪城公園の魅力を広く人々に知らせている。

特別賞

「街活紙「あるっく」」
編集長 井上 彰
昭和24年淀川区生まれ。平成9年、情報誌「あるっく」を創刊する。資金難で常に廃刊の危機に瀕しながらも読者や支援者に恵まれ、取材・編集・組版・配布・営業の一人五役で隔月発行を続ける。平成14年5月、「天満人」を自主出版。1ヶ月で初版の3,000冊を完売し、支援者たちにより「天満人の会」が結成され増刷へ。全国の天満人から『懐かしい』との喜びの声が次々寄せられる。今後も、庶民の歴史の聞き書きをライフワークにする。

特別賞

「山岡金属工業株式会社」
代表取締役社長 山岡俊夫
企業ミュージアム「夢工房技術文化館」を設立、歴代の自社商品とともにたこ焼き・焼肉・珈琲の歴史、昔懐かしい商品・雑誌等、歴史・文化を通じて、絶えず夢を語り続ける。2001年には「夢工房技術開発館」を開設。地球環境に配慮した行動指針を掲げ、自由に仕事を楽しむ社内風土は、ベルリンの壁崩壊時に「たこ焼きを焼きに出かけた」社長そのもの。

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