|
不況にあえぐ中小企業1万軒の街東大阪にあって、夢を見つけ実現させ、多くの人にその夢を分け与えている。本業は奈良の大仏から平安時代の鍋、釜を鋳造していた「河内鋳物師(いもじ)」の伝統を受け継ぐ上田合金株式会社の社長。4年前、島根県加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸に魅せられたのをきっかけに銅鐸づくりに挑戦。東大阪の中小企業の河内鋳物師が、幾度の失敗を重ねながら2000年前の弥生人が聞いたであろう古代の音色を遂に再現させ、数多くの完成品を博物館・神社・大学に寄贈し続けている。福岡県前原市の平原(ひらばる)古墳で発見された大鏡の復元にも取り組み完成。現在、「実験考古学上田工房」「古代河内のかたりべサロン」を開き、月に1回、銅鐸・三角縁神獣鏡などを若者と一緒に作り実技指導を行っている。また、各地で小学生から大学生までを対象にした講演活動も行っており、手弁当で若者に夢を与え続けている上田さんを慕って多くの人が集まってくる。不況の東大阪の中小企業にあって夢を追い続け、町のリ−ダ−として活躍されている。
|