「大大阪」の時代は、大阪市において近代的な都市計画が実行され、人々のライフスタイルが大きく変容し、現在の私たちが都市で生活するさまざまな基盤が整備されました。文化の面でもモダニズムが花開いた時期であり、街にはモボ・モガが闊歩し、最先端の文化が大阪から全国に向けて発信されていった大阪が最も輝いていた時代でした。
ミナミの街には芸術家、作家、文化人らが日毎夜毎にカフェーに集い、最先端の芸術談義に花を咲かせていました。「道頓堀ジャズ」の賑わいのなかで、カクテルに、ジャズの音色に酔いながら、ミナミの街は活況を呈していました。
決してレトロ、懐かしさを追うものではなく、輝いていた時代の音楽や文化に触れることで「新しい時代のモダニズム」を再びこの街から発信し、かつて人々が「大大阪」に託した誇りや文化の高さを再認識して、これからのまちづくりが進んでいってほしいものです。
そんな思いをこめて、「精華小劇場活用実行委員会」主催事業のもと、「なにわ名物開発研究会」と「モダン音楽祭実行委員会」が企画、運営をして『モダンシティふたたびin精華』公演をお届けします。 |